前回の記事では、チケットノルマありのライブはミュージシャンにとって、集客に悩まされる傾向が強すぎて、友達がいないと不利ということを書きました。
そこで今回は比較的に集客に悩まされることのない3つのライブ形式を紹介します。
- 野外ライブ
- オープンマイク
- 楽器店・音楽教室主催のイベント
私はどれも参加したことがあるので、これから音楽活動をしていきたい人にはお勧めなので、是非ともご検討ください。
野外ライブで開放的な演奏を!
野外ライブといっても、フェスのような大規模なライブに出演するのではなく、市内の公園や広場で演奏することです。
イベントの主催者にお金を支払えば、30分の持ち時間(転換込み)が与えられるので、屋外の開放的な場所で演奏することができます。
雨天時は中止というデメリットはあるものの、大音量でギターを掻き鳴らすのは非常に気持ちが良いものです。
駅前の路上ライブは許可を取っていないミュージシャンが違法で演奏している事が多いので、合法的に演奏ができる野外ライブは大きな強みです。
私は名古屋で、もちのき広場と栄広場で演奏経験はありますが、通りすがりの人が立ち止まって観続けてくれるのは、やはり嬉しいものです。
最近は規制や予算の都合なのか、こうしたイベントの回数は減っていますが、野外ライブの機会は貴重なので、お住まいの地域にないかチェックして下さい!
オープンマイクはゆる〜い気持ちで
続いてオープンマイクですが、これはライブが出来る飲食店が定期的に主催しているイベントです。
イベントの性質上、バンド形式よりもアコースティック形式での出演になると思いますが、人前で演奏できる良い機会になります。
アコースティックの演奏には興味がないギタリストにこそ、こういう場所に積極的に足を運んで経験を積んでほしい限りです。
近所のカフェやバーで、オープンマイクのイベントがないか常にチェックしておきましょう。検索するならLiveWalkerというウェブサイトがオススメです。おそらく手頃な価格だったり、食事代だけで出演できるかもしれません。
私は弾き語りが出来るタイプのギタリストではないので、こうしたイベントにはソロギター演奏で何回も出演しました。
集客に悩まされる心配はなくなりましたが、ステージングや緊張するパターンだったり、MCのタイミングや時間など、助けてくれるメンバーがいない分、様々なことを学ぶ絶好の機会だったと思います。
また、そこまで張り詰めた空気感ではなく、ゆるい雰囲気で進行していくことが多いのが特長で、初心者でも参加しやすいです。
そこで、音楽仲間を作りやすいのもオープンマイクの良いところでもありますからね。出演しなくても見学だけで雰囲気を掴むというのも手です。
楽器店・音楽教室主催のイベントに参加しよう!
3つ目は楽器店や音楽教室で定期的に開催しているイベントに出演することです。
参加費用もチケットノルマ制のライブと違い、良心的な価格で参加できることからライブをたくさんこなすための武者修行に最適です!
身近なところだと、島村楽器のインストアライブがオススメではないでしょうか。私も何回か参加したことはありますが、人前で演奏する練習には打ってつけです。
地域ごとで開催頻度は異なるでしょうが、近くの店舗のHPはチェックしておきましょう、
音楽教室ですが、地域密着型で生徒の人数が多い教室などは、年2,3回は定期的にライブを主催しているところが多いです。
発表会に近いとは思うのですが、コンサートホールや演劇場を貸し切って大規模に主催することがあるので、大舞台で演奏したい場合は絶好のチャンスです。
「そのために月謝払って音楽教室に通うのか…」と思わずに、もしかしたら生徒でなくても出演できないか連絡してみるのもいいでしょう。
まとめ
気軽にライブをやりたいと思っても、告知、集客、必要以上に上回る音楽活動費用であきらめる人も少なくありません。
前回も述べたチケットノルマ制ライブは音楽活動をストイックにやっていきたい人やガチ勢向けで、どうしてもハードルが高くなってしまうものです。
今回紹介したライブ形式は誰にでもオススメできるライブ出演なので、こういった負担の少ないストレスフリーな環境から徐々にライブをこなしていく方が継続的に音楽活動をしやすくなるので、是非とも検討してはいかがでしょうか。