ギターを弾き始めの頃というのは、どうしたら上手くなるのか、手探りの状態で練習する事があります。
では、どうすれば、ギターの腕前を上げることが可能でしょうか?
それは、ひたすらコピーしかありません!
その理由を5つほど説明します。
その1 楽しいから
ギターを弾き始めたキッカケは人それぞれ違うでしょうが、やっぱり根本的な理由は楽しいからではないでしょうか。
誰しも憧れのギタリストを見て、聴いて、自分もこうなりたいと思って、ギターを手にするはずです。
自分の好きなアーティストの曲を弾くだけでも楽しいでしょう!たとえ、それが弾けないとしても、1フレーズだけ弾くだけで高揚感が湧くものです。
私はギターを弾き始めの頃、DEEP PURPLE「BURN」のギターソロが弾けなかったですが、ギターリフを弾くだけでも楽しかったです。
その2 モチベーション維持
ギターの練習に欠かせないのが、やる気(モチベーション)です。
弾きたくもないようなエクササイズ・フレーズを弾いても、やる気は維持しないものです。
ギターの教則本を買い、持続して練習できないのも、そのひとつです。なんとなく弾かされてるも、自発的に弾く方が圧倒的に長続きします。
ある程度弾けるようにならないと、教則本のエクササイズ・フレーズの本質は分からないと思います。これもコピーを続ければ、「理に適っているんだな」と気づきます。
また、大好きな曲のコピーであれば、打ち込む熱量が違い、最後まで弾こうとする努力も上回るはずです。
最初のうちは、誰かから勧められたとしても自分の好きなものだけを選びましょう。
その3 実践的に学べる
教則本で、タッピングやトリルなどの技術的な奏法を学んだところで、どうやって実際の演奏に落とし込むかまでは分からないと思います。
ただ、コピーであればプロのギタリストが弾いてるフレーズを曲中でそのまま学べます。
これは誰の何の曲を弾くのかにもよりますが、可能なかぎり、たくさんのギタリストをピックアップした方がいいでしょう。
最初は自分の好きなジャンルからスタートして、徐々に枝分かれしたジャンルへと探求していく方がオススメです。
その4 セッションが出来る
メジャー・アーティストの曲であれば、当時ながら他の誰かもコピーしてる可能性は高いでしょう。
ベーシスト、ドラマー、ボーカリストと他の演者ともセッションできる機会を増やせるキッカケになります。
また、誰かとアンサンブルすることで、リズム感を養えることも出来るので、良いこと尽くしです!
色んなジャンル、色んな曲を覚えた方が多く共有できるでしょうが、まずは自分の好きな曲だけを優先してコピーしましょう。
その5 更に学ぶ意欲が出る
ギターだけに限った話ではないかと思いますが、やはり何かを覚えたら、更に何かを覚えようとする意欲は大事です。
曲をコピーしたら、疑問が出てきます。
「ここのコード構成はどうなってるか?」
「ギターソロはどんなスケールを使ってるか?」
「どんな音作りをすれば、こんな音を出せるか?」
本当にそのアーティストが好きであれば、学ぼうとする熱意は強いものです。
アカデミックな音楽理論を学ぶキッカケとなるのもコピーの強みでしょう。
まとめ
すぐにギターが上達する近道はありません
ギターの練習を続けるのは根気がいるものです。
ですが、楽しんで続けていくのなら、継続は容易なものです。
楽曲コピーには、それだけの醍醐味があるので、是非ともギターの練習を続けていきましょう!