コピーでも、オリジナルでも、ギターパートにGuitar.1とGuitar.2がある場合、どっちを弾けばいいのか分からないことはないでしょうか?
また、こんな風に思ったりしませんか?
「ギター1本だけじゃ再現出来ない!」
「バンドでギタリストは自分1人だ」
「この曲を弾くにはギタリストが2人いる」
この場合、どうすればいいのでしょう?
具体的な方法を述べていきます。
なぜGuitar.2があるのか?
ギターという楽器はベースやドラムと違い、重ね録りをするものです。
これはリズムギターとリードギターを仕切って、きちんと聴かせるためでもあります。
バンドでギタリストが1人だけだとしても、レコーディングではトラックを重ねて、録音をします。
曲中のギターソロのパートでも、リズムギターは必ずといっていいほど、録音されているでしょう。
実際に、ギターパートパートでリズムギターがある場合と、無い場合では、楽曲においてメリハリが違います。
だからといって、絶対に2トラック以上重ねて、ギターパートを録らなければいけない訳ではありません。
楽曲の雰囲気やイメージによっては、ギターパートは1トラックだけで済ませる事だってあります。
チープなサウンドにはなってしまいますが、敢えて狙うのも悪くはありません。
しかし、大抵の場合はギターは重ね録りするというのに、バンドでギタリストは自分1人だという場合、Guitar.2はどうするべきでしょうか?
この点を掘り下げたいと思います。
対処方法
対処1 無視する
正直、メインでないギターパートでないなら、無理して弾く必要はなく、無視しても構いません。
しっかりリズムを刻んでくれるベーシストがいるだけでも十分です。
実際のところ、ライブでGuitar.2のパートがあったとしても、主旋律だけを弾くだけで様になります。
その分、しっかり弾かないと、粗が目立つため、ギタリストの腕の見せ所でもあります。
こうしたプレッシャーの中で弾くのも、ギターを上達する上で、必須となってくるでしょう。
対処2 ボーカリストに弾いてもらう
簡単なリズムギターを弾くだけなら、バンドのボーカリストに弾いてもらう方法もあります。
ギターボーカルになってしまうものの、サブパートとなるフレーズだけ代わりに弾いてもらい、メインのパートは自分が弾く方法です。
バンドによっては、ボーカリストは歌だけに専念してほしい場合もありますが、可能なら弾いてもらった方がいいでしょう。
対処3 カラオケ音源として流す
ライブで演奏する時、あらかじめレコーディングしたギター音源のみを流す方法もあります。
ただ、カラオケ音源として流す、このやり方はバンド演奏のBPMと完全に合わせなければならないため、難易度は高いです。
あまり現実的ではないですが、ドラマーには演奏開始と同時にクリックを聞きながら、演奏してもらうといいでしょう。
リズムをしっかりと取りさえすれば、この方法も上手くいくかと思います。
まとめ
リズムギターをどうするのかはバンドにとって大きな課題でしょう。
最終的にはライブでどこまで原曲通りに再現するかが問題かと思います。
折り合いをつけるところを見極めながら、上手く対策していきましょう!